修理について知っておくべきこと
スマホユーザーにとっておそらく最も多いトラブルが「画面割れ」ではないでしょうか?
iPhoneユーザーも例外ではありませんが、電子機器を使っている以上、修理のリスクは絶対にあるものです。
いざという時に慌てないように修理の方法を確認しておきましょう。
・どこで修理するのか?
最も簡単かつ最速の方法は、Apple Store、または近隣の正規サービスプロバイダーに持ち込むことです。お使いのモデルの在庫があれば当日に交換してもらえることもあります。ダメージが軽ければ表面のディスプレイのみ交換で安く済む場合もあるようです。正規サービスプロバイダーはAppleのホームページからも確認できますが、サポートセンターに電話して自分がいる場所を伝えると、オペレーターの方が近くの店舗を探してくれたりもします。
店舗が近くにない場合、サポートセンターで配送サービスを申し込むこともできます。集荷から1週間ほどで修理または交換済みのiPhoneが手元に返ってくるサービスで、その間の代替機は携帯ショップ等で借りる必要があります。オプションとして「エクスプレス交換サービス」というものがあり、3営業日ほどで交換品のiPhoneが届き、玄関先で交換できるという便利なサービスがありますが、お支払い方法がクレジットカードのみで、Apple Care +に未加入の場合は修理代と別に追加料金が発生します。
・準備
iPhoneが起動する状態であれば必ずバックアップをとりましょう。さらに、操作できる状態であれば設定>iCloudから「iPhoneを探す」機能をOFFにしましょう。これをOFFにしなければ修理を受け付けてもらえません。操作不能の場合はWeb上、または店頭でOFFにしてもらえますが、正しいApple IDとパスワードが必要になりますのでそちらもご確認をお忘れなく。店舗に持ち込む場合は、Apple Store正規サービスプロバイダーともに事前予約がオススメです。
配送サービスを利用の場合はSIMカードを取り出しておくことは必須です。一緒に送ってしまうと返却されず、新しいSIMを契約する羽目になります。ケース、アクセサリー、フィルムなども同様に取り外しておきましょう。このあたりは配送サービスを申し込む際にサポートセンターから案内があるので問題ないでしょう。その際も「iPhoneを探す」機能のOFFは必須となります。修理したいiPhoneが操作不能の時は、ネットにつながったPC、またはWi-Fiにつながった状態の別のiPhoneやiPadを用意してから電話するとスムーズです。
修理料金はモデルや補償状況によって変わりますが、本体交換の場合の目安は35000円〜40000円です(2016年5月現在)。安くない金額ですが、きちんとした修理を受ける為には必要な金額です。エクスプレス交換以外の方法では、現金支払い(配送の場合は代引き)も選択できます。
・まとめ
行楽シーズンがだんだんと近づいてきていますが、海水浴に行った際などにiPhoneを水没させてしまったという話は毎年のように聞きます。充分注意すると共に、定期的にデータのバックアップをとり、快適なiPhoneライフを楽しみましょう。